TALKING HEADS「MORE SONGS」
1978年発表というと大昔のようだが、いまだ色褪せない鮮烈さを放つこのアルバムの魅力をなんとか伝えたい。テクノに近い縦ノリのリズムと黒人霊歌からの感化なのか、瞳孔が開きっぱなしのハイな興奮状態の歌声が開放感をもたらす。ひたすらアッパーな快感にひたれる世界は「リメイン・イン・ライト」よりも前にすでに出来上がっていた。勿論プロデューサーのイーノの存在を忘れてはならないが、ここではザクザクと細かなパルスを刻むギターと連動したドラムス、それに寄り添うベースのアンサンブルを堪能したい。
豊永亮(47) 22/Oct/2018
おとぼけビ~バ~
セックス しば漬け ロックンロール
10/Sep/2018
Margo Guryan「Take A Picture」
マーゴ・ガーヤン 1968年。
ビーチ・ボーイズに影響を受けたという彼女のお洒落なサウンド。
ウィスパー・ボイスでソフトなサイケロック。ジャケも最高!
10/Jul/2018
the vibrators「past, present, and into the futer」
2017年発売ニューアルバム。結成40周年記念。
初期のメンバーも皆集まって凄い事なってますわ!
ジョンエリスもゲーリーティブスも参加してノックスもまだまだ元気であいかわらずのvibrators。
もう最後かなて思うけどノックスありがとう!
10/Apr/2018
BIOTA「CAPE FLYAWAY」
静的で不思議な音響はウィリアム・シャープのプロダクションの賜物。
女性歌手による英国のトラッドの背景を浮遊感を伴った器楽演奏が漂う。
ミックスの過程で加えられた逆回転の器楽音がシュールな光景にスパイスを加えている。
生々しいリアルな音と微妙にタイミングのずれた音がコラージュされた美しい音楽だと思う。
アメリカのユニット、バイオタによる2012年の作品。
豊永亮(46) 11/Mar/2018