豊永亮×チャールズ・ヘイワード「PUNK」
いつもここで色々なアーチストのアルバムを紹介して頂いている豊永さんがex-ディス・ヒートのチャールズ・ヘイワードとのアルバムを出しました。
必聴です!
Amazonでも購入可能ですがギャラクシー当店でも販売しています。
05/Oct/2016
MARK STEWART「AS THE VENEER OF DEMOCRACY STARTS TO FADE」
大半の曲は演奏もアジるような歌もひたすらざらざらと荒れて、ぶつ切りにされている。シューシューいう音とディレイによる残響が全体を覆い、ヒップホップのビートがどもりながら進行する。この混沌がどこか冷めた印象を与えるのは、それが演奏ではなく、ミキシングの過程で行なわれているからだ。12インチで出ていた、ゆったりとしたテンポの名曲HYPNOTISEDも無残にもズタズタにされているが、CDにはその12インチの、音の突出力が際立つオリジナル・ミックスが入っているのがうれしい。1985年作
豊永亮(38) 17/Sep/2016
テニスコーツ「テニスコーツへの道」
2013年に発表された宅録集は様々な興味を持たせる。歌われるのは日常の些細な一コマ、一コマの中からさらに拡大された小さな宇宙です。演奏もそれと同じく小さな宇宙を構想している。これらを聴いて、あれこれ類推するのは愚かなことだろう。無意識のうちにそうしてしまうのは避けがたいとは言え、虚心坦懐に音に向き合うのが、これら音楽への愛に満ち溢れた小さな宇宙への礼節なのだ。まだ、そうやって音楽と向き合う心が残っていることを教えられた。
豊永亮(37) 05/Sep/2016
ROBERT FRIPP「EXPOSURE」
2011年の東日本大震災の後、P・ゲイブリエルの歌う『洪水が来る』を繰り返し聴いた。黙示録的なバラードにフリップのテープ・ディレイを用いたギターが効果的にたゆたい、虚空に消える。ファンク・リズムのアルバム・タイトル曲は、後のミニマルな反復フレーズを多用した再結成クリムゾンの布石に聴こえなくもない。神秘家の説教、会話などのノイズと垂れ込める暗雲のようなディレイ・ギターが、ゲスト・ヴォーカルを配した楽曲と等価なものとして配置されているのが面白い。1979年発表の意欲的なソロ・アルバム。
豊永亮(36) 28/Aug/2016
KID CONGO&THE PINK MONKEYBIRDS「LA ARANA ES LA VIDA」
ガン・クラブ、クランプス、ニック・ケイブ&バッド・シーズを渡り歩いたギタリスト、キッドコンゴ・パワーの新譜。
最近ではこのバンドで固定メンバーでの活動をしているみたいです。
ガレージ、パンク、サーフ等ごちゃ混ぜのクールなサウンド。
たまにULTRA BIDEのヒデ君ぽい曲があったり…w
04/Aug/2016