ROKY ERICKSON「WHERE THE PYRAMID MEETS THE EYE」
ロキー・エリクソン亡くなってしまった。でも71歳てそんなに若かったんだね。来日も中止になってしまい残念だった思い出も。
1990年に出たトリビュートアルバム。ジザメリ、バットホール・サーファーズ、ダグサムのバージョンがカッコいい!
04/Jun/2019
SOFT MACHINE「THIRD」
大胆にテープ編集されたホッパー作「顔面整形」のめくるめくスペクタクルと、ワイアット作の「六月の月」でのチクタクとリズムを刻むドラムスとモヤモヤしたキーボードの音像、モノローグのような歌声と終盤での逆回転のようなシュールな光景には、これを初めて聴いた高校生の時から今も変わらず引き込まれる。暗く憂いをおびたメロディーの美しさはワイアットのベストだと思う。しかし他の曲ではフュージョン色が出てきており、いささか退屈も覚える。1970年作
豊永亮(49) 09/May/2019
JONATHAN RICHMAN「SA」
未だコンスタントに作品をリリース続けて凄いジョナサン・リッチマン。ソロ17作目、2018年発売。
モダーン・ラバーズからの盟友ジェリー・ハリスンが40年振り位に参加してます。
03/Mar/2019
THE SPECIALS 「ENCORE」
再結成から10年スペシャルズの新譜が出ました!!
テリー・ホールとGu.、Ba.のオリジナル3人での録音は81年の「Gost Town」以来37年振り。
一曲目エディ・グラントのファンク・カバーで意表突かれたけどカッコ良いアルバム!!
初回限定のライブ音源付きがオススメ
01/Mar/2019
Palm「Rock Island」
フィラデルフィアの4人組は複雑なアンサンブルに物憂げなヴォーカルを折り重ねることで独特なポップスを作り上げている。複数の曲で聴かれるディス・ヒートの「ペーパー・ハッツ」の影響を受けたギター奏法と多用される変拍子から、彼らの出自が少しは想像できるが、歌はビーチ・ボーイズを彷彿とさせるものが多く一筋縄ではいかない。しかしマジック・バンドのごとく複雑に入り組んだ構成は、各楽器が奏でる音の衝突と融合がもたらす一瞬のきらめきの希求が導いた必然なのだ。2018年発表
豊永亮(48) 01/Dec/2018