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Kyoto RockBar GALAXIE500
Kyoto Rock Bar GALAXIE500 365 Days Album 041
PIL「SECOND EDITION」

PIL「SECOND EDITION」

ウォブルの催眠的な繰り返しのベースとレヴィンが紡ぐ鋭角的なギターがダブ的な空間の中でポリリズミックに押し合いへし合いする。ライドンの声も毒々しい力を放っている。構造は単純なのに最大限の緊張感に満ちたこのアルバムは脱パンクのひとつの指標となった。後にライドンはセックス・ピストルズを再結成、コンサート活動を行い、並行してPILの活動もする。それによりライドンは反逆者ではなく、単なる芸能人であることが露呈された。1979年発表

豊永亮(90) 17/Jun/2025


CHARLES HAYWARD「A TRIBUTE TO MARK ROTHKO」

CHARLES HAYWARD「A TRIBUTE TO MARK ROTHKO」

様々な位相の音像が交錯し、沈降と浮遊が同時に起こっているような前半の4曲では、ヘイワード流のラップ、ドラムスのリズムと同期しないサンプラーによる言葉の反復、逆回転されたデキシーランドの挿入など刺激的な試みが聴かれる。そして最も心を揺さぶるのは、後半の21分に及ぶシンバルを用いて深い余韻を生み出した曲である。2016年に組まれたTHIS IS NOT THIS HEATがこのアルバムの方向であれば面白いものになったと思う。1990年発表

豊永亮(89) 08/May/2025


THIS HEAT「MADE AVAILABLE」

THIS HEAT「MADE AVAILABLE」

1977年に放送のBBCピール・セッションを収録。いずれの曲も強度の高い演奏が聴かれる。生演奏にラジオ・ノイズ、ヘリコプターの音が絡む音群に濃密な間が捻じ込まれる『ホリゾンタル・ホールド』、ヘビメタのパロディーだとヘイワードがいう『ランプ』等、断片的な素材を組み合わせる方法はこの時確立されていた。放送後「もっとこんな音楽を聴きたい」と反響があったが、ピールは「ディス・ヒートみたいな音楽は他にない」と答えた。

豊永亮(88) 20/Mar/2025


KING CRIMSON「LARKS’TONGUES IN ASPIC」

KING CRIMSON「LARKS’ TONGUES IN ASPIC」

ジェイミー・ミューアによる鬼気迫るパーカッションの演奏が聴かれる『Part 1』は静から動へと無骨且つきめ細やかに各パートの演奏が折り重なる傑作。ミューアを起爆剤として音楽の現れる時が即興と作曲の混合によって探究された。フリーへの接近は『Easy Money』にも垣間見える。他方では美しいメロディーのバラード『Exiles』、高揚感溢れる『Part 2』などのアレンジの固まった曲もあるが、いずれの曲の演奏も即興性が重んじられている。1973年作

豊永亮(87) 03/Mar/2025


THE BEATLES「SGT.PEPPER’S LONELY HEARTS CLUB BAND」

THE BEATLES「SGT.PEPPER’S LONELY HEARTS CLUB BAND」

中学生でこのレコードを聴いた時、ジョージの『WITHIN YOU WITHOUT YOU』が強く印象に残った。変わったムードのこの曲が、あまり馴染みのないインド音楽の影響を濃厚に受けていると後に知った。うねうね流れる旋律と不規則に刻まれるリズムは人生の真理を説く歌詞と相まって軽い瞑想的な高揚感をもたらす。インドで音楽修行をしたディス・ヒートのガレス・ウィリアムズにこの曲について訊かなかったことが今となっては悔やまれる。  1967年発表 ジャケット

豊永亮(86) 29/Dec/2024

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